No.046 旅行代理店ミッション#11:アムステルダム出張 その2

ミッション

 

アムステルダムオフィスで働いた1カ月、あっという間に、

目まぐるしく過ぎていきました。

 

アムステルダムオフィスで働くことになった経緯については、

No.045 旅行代理店ミッション#10:アムステルダム出張 その1をご覧ください。

No.045 旅行代理店ミッション#10:アムステルダム出張 その1 | Friends no kiseki

アムステルダムオフィスマネージャーのOさんについてお話しします。

【気性が激しい?それとも機嫌が悪い?】

1カ月の間、仕事をする傍ら、Oさんの様子をこっそり観察していました。

ヘルプを始めたばかりの頃は、彼のイライラが私へ飛んでくることがありました。

そのイライラを避けられないときは、フランクフルトのマネージャーに

「心が折れそうです。」とこっそりメールをしていたほどです。

1週間ほどが経ったころ、Oさんのある行動に気が付きました。

それは、アムステルダムの緊急電話当番(別名1号機)の対応を彼が

ほぼ毎日、担当していました。

「あ、これだ。これが原因で、彼はゆっくり休めていないかもしれない。」と

Oさんの万年睡眠不足が心配になりました。

そして、Oさんに、「もし、よろしければ緊急電話当番を私が代わりましょうか?」

と申し出ました。

Oさんは、とても喜んでくれて、「そう言ってくれるとありがたい。」と

その当番を私に任せてくれました。

緊急電話当番については、No.043 旅行代理店ミッション#8:緊急電話当番 その1

で説明していますので、ご確認いただければと思います。

No.043 旅行代理店ミッション#8:緊急電話当番 その1 | Friends no kiseki

 

【初!アムステルダムの緊急電話当番】

ついに、アムステルダムの緊急電話当番を持つこととなり、

緊張しながらも初めての夜を迎えました。

国が変わっても、緊急電話にかかってくる内容は、フランクフルトオフィスと

あまり変わりませんでした。

そして、オランダは、英語がよく通じますし、稀にドイツ語を話される方も

いましたので、その時は、心の中でガッツボーズをしていました。

判断に迷う急ぎの案件のみ、2号機のOさんに相談していました。

私では、対応が難しい場合、「これは僕がやった方が良いから、ありがとう。」と

言って、その続きを引き取ってくれました。

なかなか男気がある方だなとマイナスのイメージから一気にプラスへと

転じていきました。

そして、1週間の緊急電話当番が終わった時、Oさんに、

「Ayakoのお陰で、久し振りにゆっくり眠れたよ。」と言って頂きました。

大きなトラブルもなく、無事に任務を終えられてホッとしました。

【Oさんは美食家】

最終週、Oさんにアムステルダムの中華料理に連れて行ってもらいました。

1カ月間、ヘルプで来ていたミラノオフィスのKさんと一緒でした。

ウィーンやロンドンから来ていた方は、1週間~2週間のヘルプ期間でしたので、

既に各オフィスに戻っていました。

連れて行ってもらった中華料理がとっても美味しくて、衝撃を受けました。^ ^

このことをアムステルダムの日本人スタッフAさんに話したところ、

「Oさんは、美食家で、美味しいお店をいっぱい知っているよ。」と

教えてくれました。

【Oさんの自宅へ招待される】

食事が済んで、Oさんのご自宅へ、ミラノオフィスのKさんと招待されました。

ずいぶん、派手に散らかり、汚れていて、とても人を招待できる状況の

お部屋ではありませんでした。

やはり、毎日ストレス抱えて過ごされている方のお部屋は

こうなってしまうのか。と。

ミラノのKさんと二人で、なんとか座るスペースだけを確保しましたが、

散らかり具合、汚れ具合が気になってしまい、早くホテルに帰りたい~、

そんなことを心の中でつぶやいていました。

ですが、Oさんが終始、ニコニコと笑顔でお話しされていたので、

私もとても嬉しくなりました。

【相手を思いやる行動が人を変える】

アムステルダムへの出張は、Oさんを通して、

相手を思いやることの大切さを学びました。

思いやりを持って行動することで、Oさんの私に対する態度は、

明らかに良い方向へと変わっていきました。

お陰様で、アムステルダムの滞在をさらに楽しむことが出来ました。

【Oさんからのリクエスト】

アムステルダムオフィスのヘルプから一年後、再び、オランダがハイシーズンを

迎え、私は、もう一度、アムステルダムへ行くことになりました。

Oさんが私に来て欲しいとフランクフルトのマネージャーに

リクエストしてくれたからでした。

もちろん、喜んでお引き受けさせて頂きました。^ ^

次回は、アムステルダムオフィス日本人スタッフのAさんとのお話です。

オランダは、ミッフィーでも有名です。

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