No.051 #一言で表せない感動

日常

 

今回、noteのEテレ「わたしの日々が、言葉になるまで」コラボ企画、

#一言で表せない感動 with Eテレ「日々こと」に参加させていただきます。

8月末、私は、剣道七段審査を受けに仙台へ行きました。

これで3回目の挑戦でしたが、残念ながら、結果は不合格でした。

緊張と汗で濡れている剣道着と剣道具(おおよそ10kg)を担いで、宿泊先へ戻りました。

その道中、荷物も重かったのですが、ひとまず審査が終わった安堵感から、一気に疲れが押し寄せてきて、足取りもずいぶん重くなっていました。

審査を振り返ると反省することばかりでした。

七段審査は、一次審査の立合い(試合形式のようなもの)が2回、時間は各1分半。その後、一次審査の合格者のみが、次の形審査(日本剣道形)へと進みます。

私は、一人目の立合いの時に、「ああ、今日、ダメだ。」と思っていました。二人目の立合いが終了した後、不合格であることを分かっていながらも、念のために、一次審査の合格発表を確認しなくてはいけません。

それを待つ間、私は、脱力感と虚しさを感じていました。そして、結果発表。自分の番号がないことを確認して、荷物をまとめました。

この時の七段審査の合格率は、24%でした。

宿泊先では、いつも指導してくださっている先生、私を応援してくれている友人に結果を報告しました。

そんな時、久し振りにある方から一件のメールが届きました。

その方は、11月3日に開催される全日本剣道選手権大会の出場枠を勝ち取ることができたという喜びの報告をしてくれました。

「凄~い!よくやったね。素晴らしいです。全日本選手権、応援していますね。」と、続けて、「私は今日、七段審査を受けに仙台へ来ていたのだが、ダメだった。3回目だったのだけど、難しいわ。」と返信しました。

すると、その方から思いがけない一言が返ってきました。

「受けに行くだけで合格ですよ!」と。

さりげない、やさしい言葉に胸がじ~んとなりました。落ち込んでいた私にとって、本当にありがたい一言でした。

同時に、そうか、私は、今できることを出し切って不合格だったのだ。それは仕方がないことで、これまで自分が一所懸命練習してきたことを否定する必要はないのかと思い直しました。

そして、「よしっ!また、次の審査を目指して頑張ろう!」と早々に気持ちを切り替えることが出来ました。

七段合格までの道のりは遠いですが、一緒に練習してくださる仲間とこれからも楽しんでいきたいと思います。

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