No.060 マインツ大聖堂(Mainzer Dom)

異文化

 

マインツでは、大聖堂も観光スポットとして多くの観光客が訪れています。

歴史

  • 10世紀末の大司教ウィリギス創建 → 1009年火災 → 1036年バルド再奉献。
  • 1100年頃ハインリヒ4世が東内陣をロマネスク様式で大改修。
  • 1200–1239年に西側を後期ロマネスク+初期ゴシックで再構成、1239年再奉献。
  • その後、ゴシック礼拝堂列や十字回廊を増築。1767年の落雷後、石造尖塔などを整備。
  • 戦後修復を経て、21世紀も継続保存・修理(2013年Domsgickel再装着、2024年聖マルティヌス像修繕)。

魅力

  • ロマネスク×ゴシック×バロックが重層する“生きた建築史”。
  • 西側の多角形内陣+八角塔、内部のリブ天井×重厚な壁面の対比がドラマチック。
  • 都市景観になじむ赤みを帯びた外観と、物語性のある彫像・装飾。
  • 2021–22年更新の大規模オルガンで体感できる音響美。

人気の秘密

  • 「三帝大聖堂」の一つとして、帝権・戴冠史と結びつく**“権威の舞台”**。
  • 火災・戦禍を越えて受け継がれた復元・保存の物語。
  • 礼拝・音楽会・展示が同居する開かれた大聖堂体験。 

観るべきスポット(厳選)

  • 西内陣のロココ大聖歌隊席(1760–65)と頭上の聖マルティン像。
  • ゴットハルト礼拝堂(二層構成/ウーデンハイムの磔刑像)。
  • 十字回廊(上:博物館、下:墓碑・遺物)とメモリエ。
  • 市場側ポータルの青銅扉(ウィリギス期)/巨大スズ製洗礼盤(1328)。
  • 時間が合えばオルガン演奏(東内陣主オルガン・マリエンオルガン)。

旅行者の評価

  • 「建築様式のレイヤーが圧巻」「外観も内装もフォトジェニック」。
  • 静謐で荘厳、音響が素晴らしい(コンサート評価高)。
  • 付帯施設(宝物庫・回廊・礼拝堂)が見応え豊富で学びが多い。
  • 旧市街・市場隣接で街歩きと合わせやすい立地が好評。

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