#Netflix感想文に参加させていただきます。
韓国ドラマに夢中になること10数年。
【思い出のNetflix作品】
圧倒的に、「涙の女王」です。
キム・スヒョンが演じる夫のペク・ヒョヌとキム・ジウォンが演じる妻のホン・ヘイン。
二人を取り囲む個性豊かで、愉快な家族、同僚、友人たちがドラマに華を添えてくれました。
毎回、何が起こるのだろう、どんな展開になるのだろうと。
新しく配信される回を待ちきれず、その間に、何度も前回分を見直しました。
【お気に入りのワンシーン】
私が最も心を揺さぶられたシーンは、
ドイツでホン・ヘインが乗っているはずの車にトラックが勢いよく突っ込んできて、炎上。
へインが死んだかと思って我を忘れたペク・ヒョヌが、衝突した車のガラスを素手で割ろうとしたところです。
ペク・ヒョヌの緊張感や絶望、そしてホン・ヘインへの想いが一気に爆発する、非常に印象的なシーンでした。
実際に、ホン・ヘインは、幸運のお守り”である四つ葉のクローバーの葉を再び見つけて購入しに行き、その間に車から離れていたので、事故に巻き込まれませんでした。
【お気に入りのセリフ】
ホン・ヘインは記憶喪失のリスクを覚悟しながらも、手術によってすべてを忘れてしまうかもしれないという可能性のなかで、少しでもベク・ヒョヌのことを忘れないよう、
「ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ、、、」
必死に彼の名前を繰り返して唱える描写がありました。
名前だけを言っているシーンですが、ペク・ヒョヌだけは忘れたくないというホン・ヘインの思いが溢れていて、涙なしでは見ることが出来ませんでした。
【作品が教えてくれたこと】
1.家族の絆と赦し
ホン・ヘインとペク・ヒョヌの恋愛や夫婦愛の物語であると同時に、両家の確執や親子関係、兄弟姉妹の葛藤も描かれました。
家族だからこそぶつかり合い、裏切りや誤解もありますが、それを乗り越えたときの「赦しの力」が強調されていました。
「血縁や家族という存在は、最終的により深い理解と支え合いに至る」という学びがありました。
2.人生の有限性と“今”を生きること
ホン・ヘインの病気や余命宣告がストーリーの核でした。
・「限られた時間をどう生きるか」
・「誰とその時間を過ごすか」
・「未来を恐れるより、今日という日を大切にすること」の大切さを再認識しました。
3.社会的立場や財産を超えた“人間そのもの”の価値
ヘインは財閥一家の娘であり、権力・お金・名誉の象徴でもありました。
けれど、病気の前ではそれらは無力でした。
「地位や富よりも、人としてどう生き、どう愛するか」が人生を決めることの大切さに教わりました。
4.“別れ”を受け入れる勇気と、愛の継続性
たとえ記憶を失ったり、死に別れたりしても、「愛した事実」は消えません。
「愛は形を変えても残り続ける」ことを学びました。
これは、「note」の「#Netflix感想文」に応募した作品です。
*Netflix公式ライセンス取得 プロジェクター小型 2023年VGP受賞*