No.074 ドイツのクリスマスマーケット

異文化

 

ドイツでは、アドヴェント(クリスマス前の準備期間)になると、各都市・街で屋外マーケットが立ち並びます。

夜になるとイルミネーションが灯り、屋台や露店が雰囲気を盛り上げます。

通常、11月下旬から始まり、12月23日頃まで開催されることが多いです。

このクリスマスツアーの添乗を良くしていたことがあります。

私が担当したのは、東ドイツやロマンチック街道のクリスマスマーケットを巡る旅でした。

大好きなライプツィヒのクリスマスマーケット

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ライプツィヒのクリスマスマーケット

ライプツィヒのクリスマスマーケットは、1458年に起源を持つとされ、ドイツの古いクリスマスマーケットのひとつです。

マーケットは市中心部のマーケット広場(Marktplatz)およびその周辺通りに広がっています。

大都市のクリスマスマーケットに比べたら、大き過ぎず、小さ過ぎず、街全体が分かり易くて、ちょうどよい大きさでした。

屋台では、焼き菓子(レープクーヘン、スタレン、アーモンドロースト等)、マジパン、ワッフル、グリューワイン(温かいスパイスワイン)などを販売しています。

グリューワイン(Glühwein)を注文する際に、飲み物代+Pfand(プファンド:保証金) を一緒に支払います。

例えば、Glühwein(中身) … 約3〜5ユーロ、Pfand(コップの保証金) … 約2〜4ユーロ

飲み終わった後にコップを返却すると、Pfand分(2〜4ユーロ)がそのまま返金されます。

つまり「デポジット制」ですね。(“Pfand zurück”=プファンド返却)

コップを返さないで、そのまま持ち帰ると、Pfand分がそのまま購入代金になります。

つまり「返せばデポジット、返さなければお土産」という仕組みです。

私の場合、お酒が飲めませんでしたので、ノンアルコールの 「Kinderpunsch(キンダープンシュ)」 を飲みました。

“Kinder”=子ども、“Punsch”=温かいパンチ(混合飲料)という意味です。

私がライプツィヒのクリスマスマーケットを訪れたのは、2004年11月23日~12月22日の間に開催されたときでした。

この時の赤茶色の陶器のコップを2つ、今も大切に使っています。

このコップには、ライプツィヒの旧市庁舎のイラストが描かれています。

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ライプツィヒ・クリスマスマーケットで購入したコップ

ただ、ドイツの寒さは厳しいものでしたので、「Kinderpunsch(キンダープンシュ)」を飲んで、コップを入手したらすぐカフェに入り、温かいカプチーノを堪能しました。

皆様は、ドイツのどの街のクリスマスマーケットがお好きですか?

もしよろしければ、そのクリスマスマーケットの好きなところをコメント欄に書いていただけると嬉しいです。^ ^

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