やりたいことの方向性が見つかるまで、、、、もがきました。

言語


大学の4年間は、将来を見据えて学び、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかをじっくり考える時間でした。

なぜなら、卒業後は、社会経験が少ないまま、未知なる世界へ羽ばたいていくことになるからです。

実際、私の場合は、次のような体験から「ドイツで働く!」という方向性を見つけることができました。

大学生活の始まり

  • 大学生活が始まり、第2外国語でドイツ語を専攻し、ドイツ文化を学び、興味を持つようになりました。授業は一番前の席で、目を輝かせながら、聞いていたそうです。(これは、ドイツ語の恩師、まりこ先生の回想です。)

大学3年の夏休み

  • 大学の語学実習プログラムを活用し、1カ月間、ドイツのコンスタンツ(Konstanz)という町に行きました。ゆったりとした時間が流れ、ホームステイ先の家族は心優しい方達で、一気にドイツという国を好きになりました。

大学4年の夏休み

  • 大学4年の夏休みは、日独協会主催のインターンシップに応募し、運良くドイツへ行けることになりました。このインターンシップへの応募は、大学の図書館の新聞に掲載されていた記事を偶然、発見したことから始まりました。
  • 行き先は、ハレ(Halle)という町の弁護士事務所でした。というのも私の専攻が法律だったからです。そこでは、担当弁護士さんと一緒にお客様を回りました。聞いたことのないドイツ語ばかりで理解できずに苦しみ、落ち込む毎日でした。
  • そんな時、弁護士さんに呼ばれ、「具合が悪いの?ホームシックなのか?」と聞かれたので、「ドイツ語を理解できなくて、何をしにここに来たのか分からない。」と答えました。すると、弁護士さんから、「分からないことが問題ではなくて、君が楽しんでいないことが問題だよ。今をもっと楽しみなさい。」と言われました。お陰で心がとっても軽くなりました。それから、自分ができることを探して、積極的にコミュニケーションを取るようにしたら、どんどん楽しくなっていきました。何よりも弁護士さんが毎日、生き生きとお仕事されている姿が印象的でした。
  • この時、私はドイツで働くことを決意しました。

大学という学びの場で、4年間、色んな事にチャレンジし、様々な体験をし、悩み、じっくり考え、「ドイツで働く!」という夢に辿り着きました。次の投稿では、本当にドイツで働くことになった経緯についてお話ししたいと思います。

*地球の歩き方と一緒にドイツを旅してみませんか?*


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