No.037 美味しい❤Flammkuchen(フラムクーヘン)

異文化

Flammkuchen(フラムクーヘン、仏語では Tarte flambée)は、ドイツ南西部(アルザス地方と隣接するバーデン地方、プファルツ地方など)発祥の郷土料理です。

見た目はピザに似ていますが、作り方や食感はかなり異なります。

9月~11月ごろにFlammkuchen(フラムクーヘン)をよく食べていました。

軽やかで、とても美味しかったです。^ ^

【特徴】

・生地
薄くのばしたパン生地を使用。

イタリアのピザよりもさらに薄く、パリッとしたクリスピーな焼き上がりになります。

・基本の具材

シュマンド(Sauerrahm/サワークリームやフロマージュ・ブランのような酸味あるクリーム)

玉ねぎのスライス

ベーコン(Speck)

これがクラシックなスタイルです。

【クラシック・フラムクーヘンのレシピ】

・材料(2〜3人分)

強力粉(または薄力粉でも可):250g

水:125ml

オリーブオイル:大さじ2

塩:小さじ1/2

・トッピング

サワークリーム(またはクレームフレーシュ):200g

玉ねぎ:1個(薄切り)

ベーコン(ブロックを細切りが理想):80g

黒こしょう:少々

作り方

1.ボウルに粉・塩・水・オイルを入れ、なめらかになるまでこねる。

2.30分ほど休ませたら、オーブン用天板サイズに極薄に伸ばす(ポイント)。

3.サワークリームを塗り、玉ねぎとベーコンを散らす。

4.250℃に予熱したオーブンで7〜10分焼く。

5.表面がカリッとしたら完成。

黒こしょうを振って熱々を切り分けて食べる。

【バリエーション】

・チーズを追加(エメンタールやモッツァレラなど)

・野菜(ほうれん草、トマト、マッシュルーム)をトッピング

・甘いデザート風(りんご+シナモン+バニラクリーム など)

【食文化】

・フラムクーヘンは、ワイン居酒屋(Weinstube)やビアガーデンでよく提供されます。

・特に 新酒(フェーダーヴァイサー/Federweißer) の季節(秋)に、一緒に楽しむのが定番。

・複数人でシェアして食べることが多く、長方形の木板にのせて提供されます。

【ピザとの違い】

・生地がより薄くカリッとしている。

・トマトソースを使わず、サワークリーム系のベースが中心。

・短時間(高温)でサッと焼き上げる。

【フラムクーヘンに合うお酒】

・Federweißer(フェーダーヴァイサー)

→ 発酵途中の白ワインで、微発泡・甘口。秋限定。フラムクーヘンの定番ペア。

・白ワイン(リースリング、ジルヴァーナーなど)

→ 爽やかな酸味のある白ワインが、サワークリームや玉ねぎ・ベーコンにぴったり。

・Apfelwein(アップルワイン/Äppler)

→ フランクフルトでは定番の組み合わせ。酸味が料理の脂をすっきり流してくれる。

・ビール(特にピルスナー)

→ 軽い苦味のあるピルスは、カリカリ生地のフラムクーヘンに合う。

*ピザ窯 家庭用 レンガ調 バーベキューやホームパーティーに!*


タイトルとURLをコピーしました