No.83 前橋のどんど焼き

日常

前橋では、「どんど焼き」というお正月文化に触れる機会に恵まれました。

どんど焼きって何だろう?

前橋のどんど焼きは、毎年1月中旬ごろに行われる、正月を締めくくる伝統行事です。前橋市内では町内会や地域団体が中心となって開催されます。

どんな行事?

  • 正月飾り・しめ縄・書き初めなどを持ち寄り、やぐらに組んで焚き上げます。

  • 火には歳神様を天にお送りする意味があるとされ、正月の区切りとして大切にされています。

願いと風習

  • 無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願。

  • 書き初めを燃やし、灰や煙が高く上がると字が上達するという言い伝えもあります。

前橋ならではの雰囲気

  • 冬の澄んだ空気の中、だるまや正月飾りが炎に包まれる光景は厳か。

  • 地域によっては甘酒の振る舞いや、火であぶった団子や餅を食べる習慣もあります。

前橋のどんど焼きは、世代を超えて人が集い、一年の無事を願う地域の絆を感じられる行事。冬の前橋を象徴する、心あたたまる風景のひとつです。

お焚き上げは、一瞬にして燃え上がり、豪快に火の粉を散らしていきます。
お餅を早く焼いてしまいたくて、炎の中に入れたら、ただただ真っ黒になり、生焼けのまま食べることになりました。

赤城おろしのような強風が吹く場合、どんど焼きは原則「中止・延期・内容変更」になります。
理由は明確で、火の粉の飛散や倒壊、延焼事故の危険が非常に高まるためです。


強風時に想定される対応パターン

① 中止(最も多い)
  • やぐらが倒れる、火の粉が住宅や山林に飛ぶ危険がある場合

  • 消防・自治体・町内会の判断で当日朝に中止が決まることもあります

② 延期
  • 天候回復が見込める場合

  • 翌週や別日に改めて実施するケース

③ 内容を大幅に縮小
  • 点火はせず、お焚き上げのみ後日まとめて実施

  • 火を使わず、神事のみ行う地域もあります


なぜ赤城おろしは特に危険?

  • 瞬間的に非常に強い突風が吹く

  • 風向きが変わりやすく、予測が難しい

  • 冬は空気が乾燥し、火災リスクが高い

そのため前橋周辺では、
**「少し強い風」ではなく「危険な風」**として慎重に扱われます。


まとめ

赤城おろしが吹く日は、
伝統よりも安全が最優先
どんど焼きは「火をつけること」より、
一年の区切りと感謝・祈りの気持ちを大切にする行事です。

安全に行われるからこそ、
次の一年も安心して迎えられる――
それが前橋のどんど焼きの考え方です。

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