アムステルダムに滞在中は、仕事だけでなく、観光スポットを回りました。
今日は、アムステルダム中央駅をご紹介いたします。
駅の基本情報と特徴
- 1889年開業。オランダ鉄道の中心駅で、国際列車(ユーロスター、インターシティなど)の発着点
- 赤レンガと白い砂岩を組み合わせたネオ・ゴシック×ネオ・ルネサンス様式の荘厳な建物
- 設計は「国立美術館」も手掛けた著名建築家ピエール・カイペルス
- 外観は左右対称で、中央に時計塔と鐘楼を備えた堂々たるシルエット
- 1日約25万~30万人が利用するオランダ最大級のターミナル駅
歴史的背景
- 19世紀後半、オランダが海上貿易から鉄道輸送へと転換する時代に建設
- 海に近い立地のため、砂州の上に約8,600本の杭を打ち込み安定させたという壮大な土木技術
- 第二次世界大戦では空襲を受け一部損傷するも、修復を重ねて現在の姿を維持
- 2000年代以降、長期大改修を経て近代的な駅機能と歴史的外観が融合
駅構内と周辺の見どころ
- 駅舎正面の重厚なファサードは、オランダ旅行のフォトスポットとして大人気
- 内部にはカフェ、レストラン、ショップ、観光案内所が充実。待ち時間も楽しめる
- 駅北側にはアイ・フェリー乗り場があり、無料フェリーでアムステルダム・ノースへアクセス
- 周辺には運河クルーズ船着場、世界遺産のアムステルダム運河地区、歴史的建物が点在
- 夜になると駅舎全体がライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気に
観光スポットとしての人気の秘密
- 街の玄関口:スキポール空港から電車で約20分。観光の出発点に最適
- 写真映え:赤レンガと白い装飾が青空や夕暮れに映え、インスタ映え抜群
- 交通ハブ:国内各都市やベルギー・フランス・ドイツ方面へも直通で、日帰り旅行の拠点に
- 歴史とモダンの融合:19世紀の優美なデザインと最新の商業施設が同居する独特の魅力
- 周辺観光の中心:ダム広場、王宮、アンネ・フランクの家、レンブラント広場など徒歩圏内に名所多数
まとめ
アムステルダム中央駅は、単なる交通拠点ではなく、
**建築美・歴史・街歩きの楽しさを一度に体験できる「生きた博物館」**のような場所。
オランダ観光のスタート地点として、また写真や歴史好きには欠かせない名所です。
東京駅はアムステルダム中央駅を参考にしている
東京駅(丸の内駅舎)は、1914年開業。設計は辰野金吾(たつの きんご)。
レンガ造りの赤レンガ駅舎で、ネオ・バロック・ネオ・ルネサンス風の特徴を持ちます。
駅舎のレンガ造りや中央ドーム、左右対称の長大な構えなどにその影響が見られるため、**「東京駅はアムステルダム中央駅を参考にした」**と一般に説明されます。
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